音楽評論家・サルガード
ダリオ・グランディネッティ
1959年、アルゼンチン、サンタフェ生まれ。1980年に俳優としてのキャリアをスタートさせ、1984年『Darse Cuenta』で映画デビュー。2011年に出演したTVシリーズ「Televisión por la Inclusión」ではアルゼンチンの俳優として初めてエミー賞主演男優賞を獲得、国際的に注目を集める。その他にもスペインの巨匠ペドロ・アルモドバル監督の『トーク・トゥ・ハー』(02)、アルゼンチン映画『今夜、列車は走る』(04)、『愛の通り魔』(13未)に出演するなど国内外で活躍。現代アルゼンチンを代表する俳優の一人。
ウェイトレス
フリエタ・ジルベルベルグ
1983年、アルゼンチン、ブエノスアイレス生まれ。1995年にTVシリーズ「Magazine for Fai」で子役としてキャリアをスタートさせる。その後、女優としてTVドラマや映画で活躍、映画『La mirada invisible』(10)ではアルゼンチン映画批評家協会が選ぶ銀のコンドル賞主演女優賞を受賞する。次回作はアルゼンチンで若くして注目を集めるアナ・カッツ監督の『Mi Amiga del Parque」(15)。
料理人
リタ・コルテセ
1949年、アルゼンチン、ブエノスアイレス生まれ。1993年に映画『Un Muro de Silencio』でデビュー、TVと映画で地道にキャリアを積み重ね、主演映画『オリンダのリストランテ』(01)で、アルゼンチンで最も栄誉ある映画批評家協会賞で銀のコンドル賞主演女優賞を受賞、実力派女優として不動の地位を築く。近年は女優としてだけではなく音楽家としても活動し、ファーストアルバム「El Amor, Ese Loco Berretín」が高い評価を受けるなど多方面で活躍中。
新車に乗る男・ディエゴ
レオナルド・スバラーリャ
1970年、アルゼンチン、ブエノスアイレス生まれ。16歳の時『La Noche de los Lápices』でデビュー。1993年に出演したＴＶシリーズ「Clave de sol」によってアルゼンチンの若者から絶大な支持を得る。1998年に新たな活躍の場を求めてスペインへ渡り、主演作『10億分の1の男』(01)でゴヤ賞最優秀新人男優賞を受賞、一躍世界中から注目を集める。人気、実力を兼ね備えた俳優。その他の主な出演作は、『ユートピア』(03)、『サルバドールの朝』(06)、『レッド・ライト』(12)、『セカンド・ハウス』(12未)など。
ビル爆破解体職人・シモン
リカルド・ダリン
1957年、アルゼンチン、ブエノスアイレス生まれ。子役としてキャリアを重ね、10歳で俳優として本格的にデビュー、TV、映画、舞台と多方面で活躍する。アカデミー賞®外国語映画賞を受賞し、アルゼンチンで週末興行収入ランキング11週連続1位を獲得するなど社会現象を巻き起こした『瞳の奥の秘密』(09)に主演し、ゴヤ賞や銀のコンドル賞など数々の賞にノミネートされる。アルゼンチンで最も有名な演技派俳優の一人。その他の主な出演作は、『ハゲ鷹と女医』(10未)、『ロスト・フロア』(13未)、『ある殺人に関するテーゼ』(13)など。
金持ちの父・モーリシオ
オスカル・マルティネス
1949年、アルゼンチン、ブエノスアイレス生まれ。1960年代から俳優として活動を始める。数々の作品に出演し、2008年に公開されたダニエル・ブルマン監督の『El nido vacío』では主演を務め、サン・セバスチャン国際映画際で最優秀主演男優賞を受賞、名優としての地位を不動のものとする。本作公開後も4本の作品が公開を控えている、アルゼンチンが誇るベテラン俳優。
花嫁・ロミーナ
エリカ・リバス
1974年、アルゼンチン、ブエノスアイレス生まれ。高校卒業後、ブエノスアイレス大学に進み心理学を学ぶが、演劇に専念するため両親の反対を押し切って本格的に演技の勉強を始める。女優としてTVドラマを中心に活躍、アメリカの人気TVシリーズをアルゼンチンでリメイクした「Casados con Hijos」(05-06)で一躍名声を得る。その他の主な出演作は、フランシス・フォード・コッポラ監督の『テトロ 過去を殺した男』(09)、舞台「欲望という名の電車」(11)など。女優の他にプロデューサーとしての顔も持つ。
